ORP(大町通り活性化協議会)7月 定例会を開催致しました。
開催日時:平成25年7月24日(水) 19:00~21:00
会場:会津迎賓館内
今回の定例会はライティングデザイナー・内原智史氏に
ご来会頂きまして、『光』についてご講義頂きました。
お忙しいところをお越し頂きまして誠にありがとうございました。
詳細はこちら→内原智史デザイン事務所
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内原様がご講義下さいました多くのお話の中で、
僭越ながら抜粋をさせて頂きましてここに掲載致します。
ご了承下さいませ。
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光によって見えすぎるのも良くない。
要は想像する回路が退化する。
悪い部分がよく見えてしまうかもしれない怖れもある。
現にヨーロッパはダイニングの天井に蛍光灯がついてることはない。
少しほの暗いほうが、印象、想像力も上がってくる。
人によって様々だが、明るければ良いというわけではない。
若干のほの暗さで頭の思考を働かせるということ。
昼と夜、同じ見え方では楽しくないのだから。
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一番見えなければいけない物(スポット)の場所を明るくする。
商店街の場合、それは商品ではないのだろうか。
それとも、この街に明るさが必要な場所はどこなのだろうか?
それをみんなで決めていくこと。
新しく照明器具が置かれることによって間違いをおこしがちなのは、
照明器具自体が目立つのは、良いことではない。
目立たせるのはそれではない。
本質からずれてしまう。
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変えないと風物詩になることもある。
それは商業にとってリピートになり得る非常に大事なところ。
しかし変わらなすぎると飽きられるのも事実。
そのため管理は行政に任せっぱなしっという訳でなく、
光と合わせて商店街の人々も変わらなければならない。
様々な声を聞いていくこと。
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この抜粋させて頂いたお話以外にも、たくさんご講義を頂きました。
質疑応答も飛び交い、分かりやすくご説明も下さいました。
しかも、またお越し頂ける可能性もご示唆下さりまして、
我々も粉骨砕身励む所存にございます。
これらを踏まえ、
次回の定例会には先生がお話下さった内容を基にし、
さらに深くお聞きしたい部分、商店街の意思など
まとめておく事を課題と致します。