2011年度 ORP(大町通り活性化協議会) 9月 定例会

大町・会津迎賓館にて2011年度 ORP(大町通り活性化協議会)9月 定例会を開催致しました。

開催日時:平成23年9月26日(月) 19:00~21:00
会場:会津迎賓館 4F

今回の定例会は栃木市観光協会様より講師として、石田功氏をお迎えいたしました。

●テーマ 地域資源を活用した魅力あるまちづくりを考える
「観光進行によるまちづくりについて」


石田氏は会津若松市のご出身で、
旅行エージェント、勤労者福祉サービスセンター、鉄道会社など
様々な観光業に携わる経歴をお持ちの方です。

現在は栃木市にて、東武鉄道様、東武トラベル様とともに
誘客活動に大いに関わられていらっしゃいます。

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観光の問題点、それから改善点、2時間を有意義にお話頂きました。

■現在の日本
・都市と地方の格差は拡大傾向へ
・少子高齢化   ・中心市街地の衰退
・文化継承が困難に   ・地方財政の逼迫
これに伴って「旅」というものを知らない親が増殖中 → 観光業界においては大問題

会津は観光地ですから全く他人事では無いですよね。

■あなたは旅行するなら何を使って決める?誰と行く?
最近、旅行会社が提案するパッケージプランの減少が著しく、
個人でフリープランでネットを利用してホテルを探されるようですね。

誰と旅行をするかという質問に対しては、
家族、知人友人が 50パーセントをはるかに超えている様です。
会社などでの団体旅行を贅沢と考える人が増えてきているのでしょうか?

その結果、
・小さな単位の仲間の旅行へ   ・滞在型観光へ
・観光重視から5感重視、交流重視   ・量より質

どこに行くかよりも誰と行くかが優先されたり、
一人で旅行する場合にも自分のオリジナル旅行を探すといった様な
固有的感情が大事にされるようです。

今までは良く客が来たのに…、温泉宴会場が流行ったのに…、
しかし今ではそれを求める人は極わずか。

団体、宴会、通過から 個人、体験、滞在、交流へ。
要は今主流の着地型観光の発展が懇願されているわけですね。

■今後の課題と展望
・例外なく全国的に広がる旅行業態の変化に対応する。
・地域の魅力を地域挙げて作り出していく。
・地域観光の変化を再構築し、ビジネスモデルとして定着させる。
・積極的なPR活動

「ご当地ならではの発想が大切なんです。
会津にはたくさんの観光資源に恵まれているではありませんか」
と、石田氏はおっしゃいました。
その宝をどのように掘り起こすか…。

一部分しかお伝えすることしかできませんでしたが、
今も尚、石田氏が生まれ故郷の会津を愛して下さっているのが、心から伝わった定例会でした。

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